会社説明会後のお礼メール 例文と3つの書き方

件名：[日付] 会社説明会のお礼 [大学名] [氏名]

株式会社[会社名]
[部署名] [担当者名]様

お世話になっております。[大学名]の[氏名]です。

先日は、貴重な会社説明会にご参加させていただき、誠にありがとうございました。

説明会では、[説明会で印象に残った内容]について詳しくお話を伺うことができ、大変勉強になりました。
特に[具体的な内容]のお話は、大変興味深く、貴社への入社意欲がより一層高まりました。

[説明会で特に印象に残った内容]について、[具体的な内容]と感じ、大変感銘を受けました。
私も貴社の一員として、[自身のスキルや経験が活かせそうなこと]に貢献したいと強く感じております。

つきましては、今後の選考にもぜひ参加させていただきたいと考えております。

お忙しいところ恐縮ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

会社説明会に参加した皆さん、お疲れ様でした。

説明会で得た情報をもとに、これから選考に進むかどうかを考える大切な時期ですよね。

もしかしたら「お礼メールって送った方が良いのかな？」「どう書けば、気持ちが伝わるんだろう？」と悩んでいる方もいるかもしれません。

この記事では、そんな皆さんの疑問を解決し、企業へ好印象を与えるお礼メールの書き方と例文をご紹介します。

お礼メールであなたの熱意を効果的に伝え、選考を有利に進めるための第一歩を踏み出せるはずです。

まずは、お礼メールがなぜ重要なのか、その理由から見ていきましょう。

会社説明会のお礼メールが重要な理由

会社説明会後のお礼メールは、ただの礼儀ではありません。

実は、あなたの就職活動を大きく左右する、とても重要なコミュニケーションツールなんです。

ここでは、お礼メールがなぜ重要なのか、その理由を2つのポイントに絞って解説していきます。

しっかりとポイントを押さえて、効果的なお礼メールを作成しましょう。

企業に好印象を与えるチャンス

お礼メールは、企業にあなたのことを印象付ける絶好の機会です。

説明会後、多くの学生が企業へメールを送りますが、その中でも丁寧な言葉遣いや、熱意のこもったメールは、採用担当者の目に留まりやすいでしょう。

• 「この学生は、きちんと感謝の気持ちを伝えられる人だ」
• 「当社のことを深く理解しようとしてくれている」

と、あなたの印象を大きく向上させることができます。

企業の採用担当者は、説明会で多くの学生と接するため、印象に残る学生は少ないのが現状です。

そんな中で、お礼メールはあなたという存在を際立たせ、他の学生との差別化を図るチャンスになります。

また、社会人としての基本的なマナーを備えていることを示すことができ、好印象を与えることができます。

選考への意欲を伝える

お礼メールは、あなたがその企業に対して、どれだけ興味や入社意欲を持っているかを伝える効果的な手段です。

説明会で感じたことや、入社後のビジョンを具体的に書くことで、あなたの熱意が企業に伝わります。

例えば、

「説明会で〇〇様の～というお話を聞き、大変感銘を受けました。私も貴社の一員として、〇〇の分野で活躍したいと強く感じました」

といったように、具体的な内容に触れると、より一層あなたの気持ちが伝わるでしょう。

また、お礼メールを送ることで、「選考に進みたい」という意思表示にもなります。

企業側も、熱意のある学生には「ぜひ選考に進んでほしい」と考えるため、選考を有利に進めるための大切な一歩となります。

お礼メールを、選考へのアピールチャンスとして活用しましょう。

会社説明会のお礼メール3つの書き方 基本構成と注意点

会社説明会後のお礼メールは、ただ感謝の気持ちを伝えるだけでなく、あなたの丁寧さや熱意を企業にアピールする絶好の機会です。

ここでは、お礼メールの基本的な構成と、書く際に注意すべきポイントを解説していきます。

1. 件名と宛名の書き方

まず、メールの「顔」となる件名と宛名についてです。

件名で内容を明確に伝え、宛名は企業担当者へ失礼のないように記載することが重要です。

件名には「会社説明会のお礼」であることが一目でわかるように記載しましょう。

具体的には、

「○月○日 会社説明会のお礼 [大学名] [氏名]」

のように、日付、お礼であること、大学名、氏名を記載すると、誰からのメールなのかがすぐに伝わります。

宛名は、企業名、部署名、担当者名を正確に記載します。

もし担当者名が不明な場合は、「採用ご担当者様」と記載しましょう。

株式会社を（株）と省略したり、部署名を間違えたりしないように、企業の公式サイトなどで確認してください。

2. 本文の構成と書くべき内容

本文は、まず説明会に参加できたことへの感謝を述べ、説明会で印象に残ったこと、今後の選考への意欲などを具体的に記載します。

最初に、説明会に参加できたことへの感謝の気持ちを述べます。

「先日は、お忙しい中、会社説明会を開催していただき、誠にありがとうございました」

のように丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

次に、説明会で特に印象に残った内容に触れます。

具体的に説明会内容に触れることで、企業側はあなたが説明会を真剣に聞いていたと認識し、より好印象を与えることができます。

そして、企業の理念や事業内容に共感した点、自分のキャリアプランと企業の方向性が合致する点など、入社への意欲を具体的に示します。

抽象的な表現ではなく、「〇〇について深く理解できた」「貴社の〇〇という点に魅力を感じた」のように、具体的な言葉で伝えましょう。

最後に、今後の選考に進みたいという意思を伝え、結びの言葉を述べます。

今後の選考にもぜひ参加させていただきたいと考えております。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

のように、丁寧な言葉で締めくくりましょう。

3. 署名の書き方

メールの最後には必ず署名を入れます。

署名には、大学名、学部学科、氏名、電話番号、メールアドレスを記載します。

採用担当者は、複数の応募者とメールのやり取りを行うため、署名があることで、あなたが誰なのかをすぐに把握することができます。

誤字脱字チェックは必須

メールを送信する前に、必ず誤字脱字がないかを確認しましょう。

誤字脱字が多いメールは、企業担当者に「注意力が散漫な人」という印象を与えてしまい、マイナス評価につながる可能性があります。

送信する前に、必ず声に出して読み直す、第三者にチェックしてもらうなど、入念なチェックを行いましょう。

状況別 会社説明会お礼メール例文3選

ここでは、会社説明会のお礼メールを、送る状況別に3つの例文を紹介します。

それぞれの状況に合わせて、適切なメールを作成しましょう。

【例文1】説明会当日に送る場合

説明会当日に送るメールは、参加した直後の熱意を伝えるのに効果的です。

記憶が新しいうちに送ることで、企業担当者にも良い印象を与えられます。

例文1 説明会当日

件名：本日会社説明会に参加しました[大学名]の[氏名]です

[株式会社名]
[部署名]　[担当者名]様

本日は、貴重な会社説明会にご参加させていただき、誠にありがとうございました。[大学名]の[氏名]と申します。

説明会では、[説明会で印象に残った内容]について詳しくお話を伺うことができ、大変勉強になりました。
特に[具体的な内容]のお話は、大変興味深く、貴社への入社意欲がより一層高まりました。

お忙しいところ恐縮ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

[大学名] [学部名] [氏名]
[電話番号]
[メールアドレス]

この例文は、説明会当日に送ることを想定しています。

参加したことへの感謝と、説明会で印象に残った内容を具体的に述べることで、熱意を伝えることができます。

【例文2】説明会翌日に送る場合

説明会翌日に送る場合は、説明会で得た学びや感想をより具体的に書くのがおすすめです。

一日置くことで、冷静に振り返り、より深い内容を伝えることができるでしょう。

例文2 説明会翌日

件名：昨日会社説明会に参加しました[大学名]の[氏名]です

[株式会社名]
[部署名]　[担当者名]様

昨日は、会社説明会にご参加させていただき、誠にありがとうございました。[大学名]の[氏名]と申します。

説明会では、[説明会で印象に残った内容]について、詳しくお話を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。
特に、[具体的な内容]に関するお話は、入社後の自分のキャリアを考える上で非常に参考になりました。

貴社で[自分のスキルや経験が活かせそうなこと]に貢献できるよう、今後も努力を重ねていきたいと考えております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

[大学名] [学部名] [氏名]
[電話番号]
[メールアドレス]

この例文では、説明会翌日に送ることを想定しています。

説明会での学びや、入社後のキャリアプランに触れることで、より深い関心を伝えられます。

【例文3】担当者へ個別に送る場合

説明会で個別の質問に答えてもらった場合や、特に印象に残った担当者がいた場合は、個別にメールを送るのがおすすめです。

よりパーソナルな感謝の気持ちを伝えることができます。

例文3 担当者へ個別に送る

件名：昨日の会社説明会でご対応いただきました[大学名]の[氏名]です

[株式会社名]
[部署名]　[担当者名]様

昨日の会社説明会では、貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。[大学名]の[氏名]と申します。

説明会後の質問時間では、[質問内容]について、丁寧にご回答いただき、大変感謝しております。
[担当者名]様のお話から、貴社の[企業の特徴]に対する理解が深まり、貴社で働くイメージを具体的に描くことができました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

[大学名] [学部名] [氏名]
[電話番号]
[メールアドレス]

この例文は、個別の担当者へ送ることを想定しています。

質問に答えてもらったことへの感謝や、担当者の話から得られた学びを具体的に述べることで、より深い印象を与えることができます。

お礼メールでさらに差をつける3つのコツ

会社説明会後のお礼メールは、ただ感謝を伝えるだけでなく、あなたの熱意や能力をアピールするチャンスです。

他の就活生と差をつけるために、さらに3つのコツを意識しましょう。

説明会内容に触れる

説明会で聞いた内容に具体的に触れることで、あなたが真剣に話を聞いていたことを伝えられます。

例えば、「[説明会で印象に残った内容]について、大変興味深く感じました」のように、具体的に言及しましょう。

これにより、企業側はあなたの理解度や関心度を測ることができます。

熱意を具体的に表現する

「貴社に魅力を感じました」といった抽象的な表現だけでなく、具体的なエピソードや理由を交えて熱意を伝えましょう。

「説明会で伺った[具体的な事業内容]に感銘を受け、[自身の経験やスキル]を活かして貢献したいと強く感じました」のように、具体的な内容と結びつけると効果的です。

企業は、あなたの入社意欲や貢献意欲を知りたいと考えています。

今後の選考への意欲を示す

お礼メールは、今後の選考への意欲を示す絶好の機会です。

「今後の選考にもぜひ参加させていただきたい」という意思表示を明確にしましょう。

これにより、企業はあなたが自社への入社を強く希望していることを理解し、選考プロセスをスムーズに進めることができます。

積極的な姿勢は、企業に好印象を与えます。

お礼メールを送る際の注意点とマナー

会社説明会後のお礼メールは、あなたの印象を左右する大切なコミュニケーションツールです。

基本的なマナーを守ることはもちろん、さらに好印象を与えるためには、いくつかの注意点をおさえておく必要があります。

ここでは、お礼メールを送る際に特に注意すべき3つのポイントについて解説します。

送信タイミングはいつが良い？

お礼メールを送るタイミングは、早ければ早いほど良いとされています。

説明会当日、遅くとも翌日中には送るように心がけましょう。

時間が経ってしまうと、担当者の記憶が薄れてしまう可能性があります。

また、迅速な対応は、あなたの熱意や行動力をアピールする要素にもなります。

ただし、深夜や早朝など、非常識な時間帯に送ることは避けてください。

企業によっては、メールを確認する時間が限られている場合もあります。

送る時間帯にも配慮し、相手の都合を考えて行動することが大切です。

返信が来ない場合の対処法

お礼メールを送った後、必ずしも返信が来るとは限りません。

企業によっては、個別の返信は行わない方針の場合もあります。

返信がないからといって、不安に思う必要はありません。

しかし、どうしても不安な場合は、メールを送ってから3日～1週間程度を目安に、再度メールを送ってみるのも一つの方法です。

ただし、催促のような印象を与えないように、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

再送する際は、件名に「 Re: 」などを付け加えることで、以前のメールの続きであることがわかるように工夫すると良いでしょう。

返信がない場合でも、選考に影響がない場合も多いため、過度に心配する必要はありません。

丁寧な言葉遣いを心がける

お礼メールでは、丁寧な言葉遣いを心がけることが非常に重要です。

特に、ビジネスシーンにおいては、適切な敬語を使うことが社会人としての基本マナーとなります。

「〜です」「〜ます」といった丁寧語はもちろんのこと、「拝見しました」「お伺いしました」などの謙譲語も適切に使い分けましょう。

また、若者言葉や略語、絵文字の使用は避けるべきです。

誤った言葉遣いは、企業にマイナスの印象を与え、選考に不利になる可能性もあります。

メールを作成する際には、必ず文章を読み返し、丁寧で正確な言葉遣いができているかを確認するようにしましょう。

自信がない場合は、家族や友人に見てもらうのもおすすめです。

まとめ 会社説明会のお礼メールで好印象を与えよう

会社説明会後のお礼メールは、単なるお礼以上の意味を持ちます。

あなたの熱意や誠意を企業に伝え、他の就活生と差をつけるチャンスです。

これまで見てきた内容を振り返り、効果的なお礼メールを作成しましょう。

まず、重要なポイントを3つにまとめました。

1. 基本構成を守り、丁寧な言葉遣いを心がける
2. 説明会で得た学びや興味を具体的に書く
3. 今後の選考への意欲を明確に示す

これらのポイントを踏まえ、さらに一歩進んだお礼メールを作成するために、ぜひ説明会後には、できるだけ早くメールを作成することを意識してみてください。

時間が経つほど、熱意や具体的な内容を思い出すのが難しくなります。

早めに作成することで、より鮮明な記憶をもとに、あなたらしい言葉で感謝の気持ちを伝えられるはずです。

お礼メールは、あなたの人柄や熱意を伝える大切な機会です。

心を込めて作成すれば、必ず企業の担当者に良い印象を与え、その後の選考にも繋がるでしょう。

あなたの就職活動が成功することを心から応援しています。