件名：[大学名][氏名] エントリーシート送付のご連絡
株式会社[会社名]
[部署名] [役職] [宛名]様お世話になっております。
[大学名]の[氏名]です。この度は、貴社の新卒採用のエントリーシートをご提出させていただきます。
つきましては、添付ファイルにてエントリーシートをPDF形式で送付いたします。
ご多忙のところ大変恐縮ですが、ご確認いただけますようお願い申し上げます。
[氏名]
[大学名] [学部名] [学科名]
[電話番号]
[メールアドレス]
就職活動中の皆さん、エントリーシート（ES）の提出に向けて、準備は万端ですか？
ESは、企業に自分をアピールするための最初のステップであり、その出来が選考結果を大きく左右します。
この記事では、ES提出で失敗しないための完全ガイドとして、書き方から期限、提出方法まで、皆さんが知りたい情報を網羅的にまとめました。
この記事を読むことで、ES提出に対する不安を解消し、自信を持って選考に臨めるようになるでしょう。
まずは、ES提出前に必ず確認すべき3つの基本から見ていきましょう。
ES提出前に確認すべき3つの基本
ES提出は、ただ書類を提出するだけではありません。
しっかりと準備をして、企業にあなたの魅力を最大限に伝える必要があります。
ここでは、ES提出前に必ず確認すべき3つの基本について解説します。
この3つの基本をしっかり押さえて、自信を持ってESを提出しましょう。
企業の求める人物像を把握する
ESを作成する上で、まず最初にやるべきことは、企業の求める人物像を把握することです。
企業がどのような人材を求めているのかを理解することで、自分の強みと企業のニーズをマッチさせることができます。
企業のウェブサイトや採用情報を確認し、企業理念や事業内容、求める人物像に関する情報を集めましょう。
また、説明会やOB・OG訪問などを通して、より具体的な情報を得ることも有効です。
集めた情報をもとに、企業が求める人物像を具体的にイメージし、ESに落とし込んでいきましょう。
企業の求める人物像と自分の強みが合致していることをアピールすることで、採用担当者の心に響くESを作成することができます。
例えば、企業が「チャレンジ精神旺盛な人材」を求めている場合、過去の経験から困難な目標に挑戦し、それを達成したエピソードをESに盛り込むことで、企業のニーズに応えることができます。
自己分析でアピールポイントを明確にする
次に重要なのが、自己分析です。
自己分析を通じて、自分の強みや弱み、価値観、興味関心を深く理解することで、ESでアピールするポイントを明確にすることができます。
過去の経験を振り返り、成功体験や失敗体験から何を学び、どのような成長を遂げたのかを分析しましょう。
自己分析ツールや書籍を活用するのも良いでしょう。
自己分析で得た情報を基に、自分の強みを具体的なエピソードとともにESでアピールすることで、説得力のあるESを作成できます。
自己分析をしっかりと行うことで、自分自身の軸が定まり、自信を持ってES作成に臨むことができるでしょう。
例えば、学生時代に力を入れた活動を通じて、どのような困難に直面し、それをどう乗り越えたのかを具体的に記述することで、自分の課題解決能力や成長力をアピールすることができます。
誤字脱字がないか最終チェックをする
最後に、ESを提出する前に必ず行いたいのが、誤字脱字がないかの最終チェックです。
どんなに素晴らしい内容のESでも、誤字脱字があると、読み手にマイナスの印象を与えてしまいます。
ESを作成したら、必ず複数回読み返し、誤字脱字がないか丁寧に確認しましょう。
自分だけでなく、友人や家族、キャリアセンターの職員など、第三者にチェックしてもらうのも効果的です。
また、提出前に必ずコピーを取り、手元に控えを残しておくようにしましょう。
完璧なESを作成して、万全の状態で提出に臨みましょう。
例えば、提出前に必ず文章校正ツールを使用し、文法的な誤りがないかを確認しましょう。また、時間を置いてから再度読み返すことで、見落としがちなミスを発見することができます。
エントリーシート提出期限を必ず守るコツ
企業ごとに提出期限をリスト化する
エントリーシートの提出で最も重要なことの一つが、提出期限をきちんと守ることです。
複数の企業に応募する場合、それぞれの企業の提出期限を把握し、管理する必要があります。
期限を把握するために、まずは企業ごとに提出期限をリスト化することから始めましょう。
締め切り直前ではなく余裕を持って提出する
提出期限をリスト化したら、次は締め切り直前ではなく、余裕を持って提出することを心がけましょう。
締め切り直前に慌てて提出すると、記入漏れやミスに気づかず、そのまま提出してしまう可能性があります。
また、システムトラブルなどで提出できなかった、という事態も想定されます。
そうならないためにも、余裕を持ったスケジュール管理を徹底しましょう。
提出期限の1週間前には完成させ、見直しや修正をする時間を確保することをおすすめします。
余裕を持って提出することで、精神的なゆとりも生まれ、落ち着いて選考に臨むことができるでしょう。
エントリーシートの送付方法と注意点
エントリーシートの作成が終わったら、次は提出です。
提出方法には、郵送、オンライン提出、メールでの送付などがあります。
それぞれの方法で注意すべき点を確認し、企業に失礼のないように送りましょう。
郵送する場合の封筒の書き方
郵送でエントリーシートを送る際は、封筒の書き方にもマナーがあります。
まず、封筒は白色のものを使い、表面には企業の住所、企業名、部署名を記載します。
部署名は省略せずに正式名称で書きましょう。
宛名の横には「御中」を忘れずに。
裏面には、自身の大学名、学部名、学科名、氏名を記載します。
住所も忘れずに書きましょう。
封筒に入れる書類は、クリアファイルに入れて、雨などで濡れないように対策をしましょう。
また、送付状を同封するとより丁寧な印象を与えられます。
送付状には、挨拶、書類の内容、提出日などを記載します。
オンライン提出でのファイル形式
オンラインでエントリーシートを提出する場合、ファイル形式に注意が必要です。
企業から指定された形式で提出するのが基本です。
一般的にはPDF形式での提出が求められることが多いです。
PDF形式にすることで、作成したレイアウトが崩れる心配がなくなり、企業側も確認しやすくなります。
WordやExcelなどの編集可能なファイル形式は、企業側でレイアウトが崩れたり、誤って編集されてしまう可能性があるため、避けるようにしましょう。
ファイル名は、「大学名_氏名_エントリーシート」のように、企業側が管理しやすいように工夫しましょう。
メールで送る際の件名と本文の書き方
メールでエントリーシートを送る際は、件名と本文を適切に書くことが重要です。
件名には、大学名、氏名、エントリーシートであることを明確に記載します。
例えば、
[大学名]の[氏名]と申します。エントリーシート送付のご連絡
のように書くと分かりやすいでしょう。
本文には、宛先、自分の名前、挨拶、提出書類の内容、締めの言葉などを記載します。
例文1：メールで送る際
件名：[大学名][氏名] エントリーシート送付のご連絡
[企業名] [部署名]様
お世話になります。[大学名]の[氏名]です。
この度は、貴社の新卒採用のエントリーシートをご提出させていただきます。
添付ファイルにて、エントリーシートをPDF形式で送付いたします。
ご多忙のところ大変恐縮ですが、ご確認いただけますようお願い申し上げます。
[氏名]
[大学名] [学部名] [学科名]
[電話番号]
[メールアドレス]
上記は、メールでエントリーシートを送る際の基本的な例文です。
企業によっては、メールでの提出ではなく、指定のシステムを使う場合もありますので、企業の指示に従って提出しましょう。
就活エントリーシートで差をつける書き方
エントリーシートは、あなたの個性を企業に伝えるための大切なツールです。
他の就活生と差をつけるためには、内容を充実させる必要があります。
ここでは、採用担当者の心に響く効果的な書き方を紹介します。
効果的な自己PRの書き方
自己PRは、あなたの強みや個性をアピールする絶好の機会です。
ただ長所を並べるのではなく、具体的なエピソードを交えましょう。
企業が求める人物像と、あなたの強みがどう結びつくかを意識することが大切です。
アピールポイントを明確にし、企業が採用するメリットを伝えましょう。
例文 自己PR
件名：自己PR
株式会社[企業名]
採用ご担当者様私の強みは、目標達成のために粘り強く努力できる点です。
大学時代には、所属していた[サークル/部活]で[具体的な役職や役割]を担当し、[具体的な目標]を掲げました。
当初は[課題や困難]がありましたが、[具体的な行動]を継続した結果、[成果]を達成できました。この経験から、困難な状況でも諦めずに挑戦することの大切さを学びました。
貴社に入社した際には、この経験を活かし、目標達成に貢献したいと考えています。
この例文では、具体的なエピソードを交えて、強みをアピールしています。
目標設定、課題発見、解決策、成果を盛り込むと、より説得力が増します。
「粘り強く努力できる」という強みが、企業の求める人物像と合致するように書くことも重要です。
企業理念や事業内容を理解した上で、自己PRを作成しましょう。
学生時代に力を入れたことの書き方
学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）は、あなたの価値観や行動力を示すものです。
単なる経験の羅列ではなく、何を学び、どう成長したかを具体的に記述しましょう。
企業は、あなたがどのような考えを持ち、どのように行動するのかを見ています。
困難をどう乗り越えたか、そこから何を学んだのかを具体的に書くと、より魅力的な内容になります。
例文 ガクチカ
件名：学生時代に力を入れたこと
株式会社[企業名]
採用ご担当者様学生時代に最も力を入れたことは、[活動内容]での[具体的な役割]です。
[具体的な活動内容]では、[目標]を掲げ、[課題]を解決するために[具体的な行動]を起こしました。
特に[困難だったこと]に対しては、[具体的な解決策]を講じ、[成果]を上げることができました。この経験を通じて、[学んだことや成長したこと]を実感しました。
貴社に入社した際には、この経験を活かし、[貢献したいこと]に積極的に取り組みたいと考えています。
この例文では、具体的なエピソードを交え、行動力と成長をアピールしています。
目標、課題、行動、成果、学びの要素を盛り込むと、より深みのある内容になります。
企業が求める人物像と、あなたの行動力がどう結びつくかを意識して書きましょう。
企業の事業内容や求める人物像に合わせて、アピールポイントを調整することも重要です。
企業への志望動機の書き方
志望動機は、企業への熱意を示す最も重要な部分です。
なぜその企業を選んだのか、他の企業ではなくその企業でなければならない理由を明確に書きましょう。
企業理念や事業内容、業界での立ち位置などを理解した上で、自分の言葉で語ることが大切です。
入社後、どのように貢献したいかを具体的に書くことで、入社意欲を伝えましょう。
例文 志望動機
件名：志望動機
株式会社[企業名]
採用ご担当者様貴社を志望する理由は、[企業の魅力や特徴]に強く惹かれたからです。
[企業理念や事業内容]に共感し、[自身の経験やスキル]を活かして[貢献したいこと]を考えています。
具体的には、[入社後に挑戦したいこと]を通じて、[企業への貢献目標]を達成したいです。
貴社の一員として、[企業への貢献意欲]を胸に、成長していきたいと考えています。
この例文では、企業の魅力と自身の経験を結びつけて、入社意欲を具体的に示しています。
なぜその企業で働きたいのか、入社後のビジョンを明確に伝えることが重要です。
企業が求める人物像を理解した上で、自己PRやガクチカと一貫性のある志望動機を作成しましょう。
企業のウェブサイトや説明会などを参考に、企業研究を深めることが大切です。
次は、エントリーシートに関するよくある質問について解説します。
エントリーシート提出に関するよくある質問
就職活動では、エントリーシート（ES）の提出に関して、多くの疑問が生じます。
ここでは、特に学生の皆さんからよく寄せられる質問を2つ取り上げ、それぞれ詳しく解説していきます。
これらの疑問を解消し、自信を持ってES提出に臨みましょう。
複数の企業へのES使い回しはNG？
エントリーシートを作成する際、複数の企業に同じ内容を使い回したいと考える方もいるかもしれません。
しかし、原則として使い回しは避けるべきです。
なぜなら、企業はそれぞれの理念や求める人物像を持っています。
使い回しのESでは、企業の個性を捉えたアピールが難しく、熱意が伝わりにくいため、選考で不利になる可能性が高いからです。
企業ごとにESを作成するのは大変ですが、それぞれの企業に合わせて自己PRや志望動機を調整することで、企業への理解度と入社への意欲を効果的に示すことができます。
企業研究をしっかり行い、企業の求める人物像を把握した上で、オリジナルのESを作成しましょう。
企業の採用担当者は、応募者の熱意や企業への適性を見ています。使い回しのESでは、それが伝わりにくく、他の応募者に埋もれてしまう可能性があります。
企業が求める人物像とあなたの強みを結びつけるために、各企業に合わせたESを作成しましょう。
添削は誰にお願いするのが良い？
エントリーシートの完成度を高めるためには、第三者からの添削が非常に有効です。
しかし、誰に添削をお願いするのが最適なのでしょうか。
まず、大学のキャリアセンターの職員は、多くのESを見てきているため、的確なアドバイスが期待できます。
また、OB・OG訪問で出会った社会人に添削を依頼するのも良いでしょう。
現場の視点からのフィードバックは、あなたのESをより実践的なものにしてくれます。
さらに、友人や家族に添削を依頼することも有効です。
ただし、ESの内容に対する深い理解や就活の知識は、キャリアセンターや社会人に劣るかもしれません。
そのため、文章の読みやすさや誤字脱字のチェックなど、基本的な部分の確認を依頼するのがおすすめです。
複数の人に添削を依頼し、様々な視点から意見をもらうことで、より完成度の高いESを作成することができます。
添削を依頼する際は、誰にどのような視点でのアドバイスを求めるかを明確にしましょう。
提出期限を伝え、余裕を持ったスケジュールで依頼することが大切です。
エントリーシート提出成功のための総まとめ
エントリーシートの提出は、就職活動における最初の関門です。
この記事では、提出前の準備から、書き方、提出方法、そしてよくある質問まで、エントリーシート提出に関する情報を網羅的に解説してきました。
ここで、改めて重要なポイントを振り返り、皆さんのエントリーシート提出を成功に導くための総まとめとしましょう。
まず、この記事で特に重要なポイントは以下の3つです。
- 企業の求める人物像の把握と自己分析の徹底
- 提出期限を厳守するための計画的な行動
- 丁寧で正確なエントリーシートの作成
これら３つを意識することで、エントリーシートの質は大きく向上し、採用担当者の目に留まる可能性も高まります。
そして、最後に皆さんへ具体的な行動提案です。
エントリーシートを提出する前に、必ず第三者に添削してもらいましょう。
客観的な視点を取り入れることで、自分では気づかなかった改善点が見つかるはずです。
友人や家族、大学のキャリアセンターなど、様々な人に協力を依頼してみましょう。
皆さんの熱意と個性が、企業の採用担当者にしっかりと届くことを心から願っています。
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