OEM生産提案メールの書き方4つのコツで成功率UP

件名：[製品名]のOEM生産に関するご提案

株式会社[会社名]
[宛名]様

お世話になっております。
[会社名]、[部署名]の[名前]です。

この度、貴社の[製品名]のOEM生産について、ご提案させていただきます。

弊社[会社名]は[事業内容]を専門とし、[設立年]年の実績がございます。特に[自社強み]に強みを持ち、これまでに[実績例]など、数多くのOEM生産実績がございます。

貴社の[製品名]は[製品の優れた点]と伺っており、弊社の[自社強み]を活かすことで、更なる品質向上とコスト削減に貢献できると確信しております。

添付資料に、製造工程、納期、価格、品質管理体制の詳細をまとめておりますので、ご確認いただけますでしょうか。

ご多忙のところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

[名前]
[電話番号]
[メールアドレス]

OEM生産の提案を営業したいけど、どんなメールを書けば相手に響くのか悩んでいませんか？

効果的なOEM生産提案メールは、受注獲得の鍵を握ります。

このメール1通で、あなたの会社の未来が変わるかもしれません。

この記事では、OEM生産提案の営業メールの書き方を4ステップのコツで徹底解説。

読めば、すぐにでも実践できる具体的な方法と例文が分かりますよ。

成功率UPを目指して、一緒に最高のメールを作成していきましょう。

この記事では、まず効果的なメール構成を学び、その後、具体的な内容の伝え方、好印象を与える表現、そして例文まで、順を追って解説していきます。

1. 効果的なOEM生産提案営業メールの構成

OEM生産を提案する営業メールは、第一印象が非常に大切です。

相手に「この会社に頼んでみよう。」と思わせる魅力的なメールを作成しましょう。

そのためには、構成が重要になります。

以下では、効果的なOEM生産提案営業メールの構成を3つのポイントに絞って解説します。

件名で相手に興味を持たせる

件名は、メールを開封してもらえるかどうかの分かれ道。

つまらない件名では、せっかくの提案も読んでもらえません。

相手企業の担当者が「読んでみよう」と思うような、魅力的な件名を考えましょう。

具体的には、以下のようなポイントを意識してみましょう。

• 具体的な製品名やサービスを記載する: 例えば、「[製品名]のOEM生産に関するご提案」のように、具体的な内容を示すことで、相手はすぐに内容を把握できます。

• 相手企業の課題解決に繋がる言葉を入れる: 例えば、「[相手企業の課題]解決に繋がるOEM生産のご提案」のように、相手企業のニーズに合わせた件名にすることで、開封率を高めることができます。

• 簡潔で分かりやすい言葉を使う: 長すぎる件名は、かえって読んでもらえなくなる可能性があります。

短く、要点が伝わるように心がけましょう。

例文：件名に製品名とメリットを記載

件名：高品質・低価格を実現！[製品名]のOEM生産に関するご提案

この例文では、製品名と、相手企業にとってのメリット（高品質・低価格）を明確に示しています。

導入で自己紹介と提案の目的を明確に

件名で興味を引いたら、導入で相手を惹きつけましょう。

自己紹介と提案の目的を簡潔に、そして明確に伝えましょう。

いきなり提案内容に入るのではなく、まずは「なぜあなたに依頼するべきなのか」を伝え、信頼関係を築くことが重要です。

• 簡潔な自己紹介: 会社名、事業内容、そして今回の提案の目的を1〜2文で伝えましょう。

• 提案の目的を明確に: 何のためにこのメールを送っているのかを明確に伝えましょう。例えば、「貴社の[製品名]のOEM生産についてご提案させていただきます」のように、具体的な内容を提示することで、相手はスムーズに内容を理解できます。

• 相手へのメリットを強調: 導入部分で、相手企業がOEM生産を依頼することで得られるメリットを簡潔に示すことで、読み進めてもらう確率を高めることができます。

例文：簡潔な自己紹介と提案の目的

件名：[製品名]のOEM生産に関するご提案

[相手企業名]様

株式会社[自社名]の[氏名]と申します。
弊社は[事業内容]を専門とする会社です。
この度、貴社の[製品名]のOEM生産についてご提案させていただきます。
この例文では、会社名、担当者名、事業内容、そして提案内容を簡潔にまとめています。

自社と製品の魅力を効果的に伝える

導入で興味を持ってもらったら、自社の強みや製品の魅力を効果的に伝えましょう。

単にスペックを羅列するのではなく、具体的な事例やデータを用いて、相手に「信頼できる会社だ」と思わせる必要があります。

• 自社の強み: 他社との差別化ポイントを明確に伝えましょう。例えば、「長年のOEM生産実績」「独自の技術力」「迅速な対応力」など、具体的な事例を交えて説明することで、説得力を高めることができます。

• 製品の魅力: 製品の品質、価格、納期などを具体的に説明しましょう。図表などを活用して、分かりやすく伝えることが重要です。

• 顧客事例: 実績のある顧客企業名や、具体的な成功事例を紹介することで、信頼性を高めることができます。

例文：自社の強みと製品の魅力をアピール

弊社は[年数]年間、OEM生産に携わっており、[実績数]件以上の生産実績があります。
特に[得意分野]においては高い評価をいただいており、[具体的な事例]など、多くの成功事例がございます。
今回ご提案する[製品名]は、[製品の特徴]を備えており、貴社の[ニーズ]に最適だと考えております。

この例文では、具体的な数値や事例を用いて、自社の強みと製品の魅力を効果的に伝えています。

次の章では、OEM生産を提案する営業メールにおける具体的な内容の伝え方について詳しく解説します。

2. OEM生産提案営業メールにおける具体的な内容の伝え方

前章では、OEM生産提案メールの全体構成と導入部分について解説しました。

この章では、提案内容の具体的な伝え方について、製造工程、価格、品質管理の3つの観点から詳しく見ていきましょう。

相手に信頼感と安心感を与え、受注につなげるためのポイントを解説します。

製造工程や納期を明確に示す

OEM生産を依頼する企業は、製造工程と納期を明確に把握したいと考えています。

曖昧な表現は、不信感を与え、提案が却下される可能性を高めます。

そのため、工程表や工程図などを用いて、製造工程を分かりやすく説明することが重要です。

各工程にかかる時間や、工程間の連携についても詳細に記述しましょう。

また、納期についても、具体的な日付を提示し、遅延リスクとその対策についても言及することで、信頼性を高めることができます。

例文：製造工程と納期に関する説明

工程1：原材料調達（[納期]）

工程2：部品加工（[納期]）

工程3：組立（[納期]）

工程4：検査・梱包（[納期]）

納期：上記工程を踏まえ、[納期]を予定しております。万が一、遅延が発生した場合には、[遅延対策]を行い、速やかにご連絡いたします。

この例文では、各工程の納期を具体的に示し、遅延リスクとその対策についても言及することで、信頼性を高めています。

価格や支払い条件を具体的に提示する

価格設定は、OEM生産の受注を左右する重要な要素です。

単価だけでなく、総額、支払い方法、支払い時期などを明確に提示しましょう。

価格の根拠についても説明することで、価格の妥当性を理解してもらいやすくなります。

また、大量生産による割引や、長期契約による優遇措置などを提示することで、より魅力的な提案となります。

支払い条件については、企業の信用状況や取引実績などを考慮し、柔軟な対応を心がけましょう。

例文：価格と支払い条件に関する説明

単価：[単価]

総額：[総額]

支払い方法：[支払い方法]

支払い時期：[支払い時期]

上記価格は、[数量]の場合の価格です。大量生産による割引については、別途ご相談ください。

この例文では、単価、総額、支払い方法、支払い時期を具体的に提示し、大量生産による割引についても言及することで、顧客にとって分かりやすく魅力的な提案にしています。

品質管理体制について説明する

OEM生産において、品質管理は非常に重要です。

自社の品質管理体制を明確に説明することで、顧客の不安を解消し、信頼関係を構築することができます。

ISO認証取得の有無、検査体制、不良品発生時の対応など、具体的な内容を記述しましょう。

また、品質管理に関する具体的なデータや実績を提示することで、説得力を高めることができます。

顧客のニーズを理解し、それに合わせた品質管理体制を提案することも重要です。

例文：品質管理体制に関する説明

当社はISO9001認証を取得しており、厳格な品質管理体制を構築しています。

工程毎に検査を行い、不良品率[不良品率]%以下を維持しています。

不良品が発生した場合には、[不良品発生時の対応]を行い、顧客への影響を最小限に抑えます。

品質に関するご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。

この例文では、ISO認証取得や不良品率、不良品発生時の対応などを具体的に示すことで、顧客の信頼感を高めています。

これらの点を明確に示すことで、相手に安心感を与え、OEM生産の受注に繋がる可能性が高まります。

次章では、相手に好印象を与える表現や注意点について解説します。

3. 相手に好印象を与える表現と注意点

ここまでで、OEM生産の提案営業メールの具体的な内容の伝え方について見てきました。

しかし、どれだけ内容が充実していても、表現方法が適切でなければ、相手に好印象を与えることはできません。

そこで、この章では、相手に好印象を与え、提案の成功率を高めるための表現方法と注意点を解説します。

丁寧な言葉遣いと敬語の使用

ビジネスシーンにおいて、丁寧な言葉遣いは非常に重要です。

特に、初めて連絡を取る相手には、敬語を適切に使用し、失礼のないように心がけましょう。

メール全体を通して、丁寧な言葉遣いを心がけることで、相手への配慮と誠意が伝わり、信頼関係を築く第一歩となります。

例えば、「〜させていただきます」や「〜いたします」といった謙譲語を適切に使い分けることが重要です。

一方、「〜してください」といった命令形は避け、依頼する際には「〜いただけますでしょうか」など、より丁寧な表現を選びましょう。

例文：丁寧な言葉遣い

件名：OEM生産に関するご提案

[宛先]様

拝啓

この度は、貴社ホームページを拝見し、[製品名]のOEM生産についてご提案させて頂きたく、ご連絡いたしました。

[会社名]の[役職名] [氏名]と申します。

弊社は[事業内容]を専門とする会社です。

貴社の[製品名]の製造に関し、長年の経験と実績を活かし、高品質な製品を提供できると確信しております。

具体的なご提案内容につきましては、後ほど改めて詳細な資料を提出させていただきます。

まずは、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

この例文では、「〜させて頂きたく」「〜と申します」「〜と確信しております」「〜させていただきます」など、丁寧な言葉遣いを心がけています。

相手企業の状況を考慮した提案

OEM生産を依頼する企業は、それぞれ異なる状況やニーズを持っています。

そのため、一方的に自社の都合の良い提案をするのではなく、相手企業の状況を十分に理解した上で、最適な提案を行うことが重要です。

例えば、相手企業が急いでいる場合は、納期を短縮できるよう対応する必要があります。

また、予算が限られている場合は、コストを抑えた提案を行う必要があります。

事前に相手企業の情報を収集し、ニーズを把握することで、より効果的な提案が可能になります。

例文：相手企業の状況を考慮した提案

件名：貴社の[製品名]製造に関するOEM生産提案

[宛先]様

拝啓

貴社の[製品名]の製造について、[会社名]よりOEM生産のご提案をさせていただきます。

拝見した貴社の事業計画書から、[相手企業の状況]と伺っております。

弊社では、[相手企業のニーズに応える提案]をさせて頂きたいと考えております。

詳細な資料と合わせて、改めてご説明に伺わせて頂きたいと存じます。

敬具

この例文では、事前に相手企業の事業計画書を参考に、その状況を踏まえた提案を行っています。

具体的な事例や実績を提示する

言葉だけで説明するよりも、具体的な事例や実績を提示することで、自社の能力や信頼性をより効果的に伝えることができます。

過去の成功事例や、具体的な数値データなどを提示することで、相手企業はより具体的なイメージを持ち、提案内容への理解を深めることができます。

例えば、「過去に[企業名]様向けに[製品名]を製造した実績があり、納期は[期間]、品質は[基準]をクリアしました」といった具体的な情報を提示することで、説得力を高めることができます。

例文：具体的な事例や実績を提示する

件名：OEM生産実績に基づくご提案

[宛先]様

拝啓

弊社[会社名]は、長年[業界]においてOEM生産を手掛けてまいりました。

例えば、[企業名]様向けには[製品名]を[数量]個、[納期]で製造し、高い評価を頂戴いたしました。

添付資料に、詳細な実績データと事例をまとめましたので、ご参照ください。

貴社のご要望にも柔軟に対応させていただきますので、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

この例文では、具体的な企業名、製品名、数量、納期などを提示することで、実績を明確に示しています。

これらの点を踏まえ、丁寧で具体的、そして相手企業の状況を考慮した提案を行うことで、OEM生産提案メールの成功率を大幅に向上させることができます。

次の章では、具体的な例文を紹介します。

4. OEM生産提案メールの例文

効果的なOEM生産提案メールの書き方を理解したところで、具体的な例文を見ていきましょう。

日本語と英語の例文を用意し、それぞれの状況に合わせた表現方法を解説します。

これらの例文を参考に、自社製品の特徴や相手企業のニーズに合わせたメールを作成してください。

ビジネスシーンに適した例文を紹介

日本語例文：新規顧客へのOEM生産提案

件名：貴社製品製造におけるOEM生産のご提案
[宛先]様

拝啓

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株式会社[自社名]の[担当者名]と申します。
この度、貴社の[製品名]に大変関心があり、OEM生産のご提案をさせて頂きたくご連絡いたしました。

弊社は[自社事業内容]を専門とする企業として、長年培ってきた技術とノウハウを活かし、高品質な製品を提供しております。
特に[自社強み]においては高い評価を頂いており、貴社の[製品名]の製造においても、その品質と効率性を最大限に活かすことができると確信しております。

添付資料に、弊社の製造工程、納期、価格、品質管理体制の詳細を記載しておりますので、ご確認いただけますでしょうか。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

今後とも、貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。

敬具

株式会社[自社名]
[担当者名]
[連絡先]

この例文は、新規顧客へのOEM生産提案に適しています。

丁寧な言葉遣いと、自社の強みを明確に示すことで、相手に好印象を与えます。

添付資料への言及も忘れずに行いましょう。

日本語例文：既存顧客への追加生産提案

件名： [製品名]追加生産に関するご提案
[宛先]様

拝啓

いつもお世話になっております。株式会社[自社名]の[担当者名]です。
この度、[製品名]の追加生産に関するご提案をさせていただきます。

先日は[製品名]の製造をご依頼いただき、誠にありがとうございました。
納品後も、製品の品質にご満足いただけていると伺い、大変嬉しく思っております。

近年、[製品名]の需要増加に伴い、追加生産のご検討をされているかと存じます。
弊社では、これまで培ってきたノウハウと効率的な生産体制により、高品質な製品を迅速に提供することが可能です。

添付資料に、追加生産に関する詳細な見積もりと納期を記載しておりますので、ご確認いただけますでしょうか。
ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具

株式会社[自社名]
[担当者名]
[連絡先]

既存顧客への提案では、これまでの取引実績を踏まえ、信頼関係を構築することが重要です。

感謝の言葉と、顧客の状況を考慮した提案を心がけましょう。

日本語と英語の例文を用意

上記に加え、英語の例文も用意することで、グローバルなビジネス展開にも対応できます。

ただし、英語の例文は、相手企業の母国語やビジネス慣習を考慮して作成する必要があります。

必要に応じて、専門の翻訳サービスを利用するのも良いでしょう。

次は最後に、本記事で解説した内容をまとめ、OEM生産提案メール作成における重要なポイントを改めて確認します。

OEM生産提案メールの効果的な書き方まとめ

ここまで、OEM生産提案メールの効果的な書き方について、様々なポイントを見てきましたね。

改めて重要な点を3つに絞って整理してみましょう。

1. 明確で具体的な提案: 製造工程、納期、価格、支払い条件、品質管理体制など、相手に不安を与えないよう、具体的な情報を丁寧に提示することが大切です。曖昧な表現は避け、数字やデータで裏付けましょう。

2. 相手への配慮と共感: 丁寧な言葉遣い、敬語の使用は必須です。さらに、相手企業の状況を理解し、ニーズに合わせた提案をすることで、好印象を与えられます。実績や事例を交えて説明することで、信頼感も高まります。

3. 魅力的な提案内容: 件名から導入、そして製品の魅力まで、相手に興味を持ってもらい、読み進めてもらう工夫が必要です。自社のアピールポイントを明確に伝え、なぜ貴社が最適なパートナーなのかを説得力を持って示しましょう。

これらの点を踏まえ、まずは一度、あなたが作成したメールのドラフトを客観的に見直してみてください。

もしかしたら、修正すべき点や、さらに魅力的にできる部分が見つかるかもしれません。

自信を持って提案できるメールを作成し、成功への第一歩を踏み出しましょう。

OEM生産の依頼は、企業にとって大きな決断です。

あなたの熱意と誠実さが伝わる、素晴らしい提案メールで、ぜひ成功を掴んでください。

応援しています。