件名:退職のご連絡
株式会社[会社名]
[部署名] [役職] [上司の名前]様お世話になっております。
[会社名]、[部署名]の[自分の名前]です。この度、一身上の都合により、誠に勝手ながら[退職日]をもちまして、退職させて頂きたく、ご連絡いたしました。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
最終出勤日は[最終出勤日]を予定しております。まずは略儀ながら、メールにて退職のご連絡とさせていただきます。
後日改めて、ご挨拶させていただければと存じます。何卒よろしくお願いいたします。
退職は新たなスタート。
でも、退職届を出すのは誰でも不安になるものです。
この大切な節目をスムーズに進めるために、退職届をメールで提出する際のポイントをしっかり押さえておきましょう。
この記事では、退職届メールの基本から、書き方、提出後の流れまで、あなたの疑問を解消します。
退職の手続きがスムーズに進み、気持ちよく次のステップに進むことができますよ。
まずは、メールで退職届を提出する際の基本から見ていきましょう。
1. 退職届をメールで提出する際の基本
メールで提出する際の注意点
退職届をメールで提出する際には、いくつか注意しておきたい点があります。
メールの内容は、誤解がないように、簡潔で丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
退職の意思を明確に伝え、後々のトラブルを避けるためにも、正確な情報を記載することが大切です。
また、メールは手軽な反面、正式な書類としての認識が薄い場合も多いです。
メールはあくまでも退職の意思を伝える手段の一つと考え、正式な退職手続きは別途行う必要があることも理解しておきましょう。
メールでの提出は、あくまでも最初のステップに過ぎないのです。
件名と宛名の書き方
退職届メールの第一印象を決めるのが、件名と宛名です。
件名は、一目でメールの内容がわかるように、「退職届」というキーワードを必ず含めましょう。
例えば、「退職届 [氏名]」と記載するのが一般的です。
宛名は、会社の規定に従い、正しく記載するようにしましょう。
通常は、直属の上司の名前をフルネームで記載し、役職名も忘れずに記載します。
例えば、「[部署名] [役職] [氏名]様」となります。
宛名の書き方を間違えると、相手に失礼な印象を与えてしまうので、十分に注意しましょう。
件名と宛名は、ビジネスメールの基本ですので、丁寧かつ正確に書くことが大切です。
例文 件名と宛名
件名:退職届 [あなたの氏名]
[部署名] [役職] [上司の氏名]様
2. 退職届メールの構成と書き方のポイント
退職届メールは、あなたの退職の意思を会社に正式に伝える重要な書類です。
そのため、失礼のないように、かつ必要な情報を正確に記載する必要があります。
ここでは、退職届メールの基本的な構成と、各部分で注意すべき書き方のポイントを解説します。
挨拶と退職の意思を伝える
まず、メールの冒頭では、宛先の上司や担当者に対して丁寧な挨拶を述べましょう。
その後、退職の意思を明確に伝えます。
この際、「退職を考えています」のようなあいまいな表現は避け、「退職させていただきます」と断定的な言葉を使うことが重要です。
例文 挨拶と退職の意思を伝える
件名:退職のご連絡
[上司の名前]様
お疲れ様です。[自分の名前]です。
この度、一身上の都合により、[退職日]をもちまして、退職させて頂きたく、ご連絡いたしました。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
この例文では、丁寧な挨拶から始まり、退職の意思を明確に伝えています。
退職日は具体的に記載し、その後の手続きについても触れることで、スムーズな対応を促しています。
退職理由の記載方法
退職理由については、必ずしも詳細を記載する必要はありません。
「一身上の都合」と記載するのが一般的です。
ただし、会社によっては、退職理由の詳細な説明を求められる場合もあります。
その際は、正直に、かつ角が立たないように記載しましょう。
例えば、「キャリアアップのため」「家庭の事情のため」など、具体的な理由を添えるのも良いでしょう。
例文 退職理由を記載する場合
件名:退職のご連絡
[上司の名前]様
お疲れ様です。[自分の名前]です。
この度、一身上の都合([退職理由])により、[退職日]をもちまして、退職させて頂きたく、ご連絡いたしました。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
この例文では、退職理由として「[退職理由]」を挿入できるようにしています。
具体例として「キャリアアップのため」や「家庭の事情のため」などが考えられます。
とくに「家族の介護」「病気のため」など、やむを得ない理由の場合は具体的な内容を書くこともできます。
状況に合わせて適切な理由を記載しましょう。
退職日と最終出勤日の明記
退職届メールには、退職日と最終出勤日を必ず明記しましょう。
退職日は、会社との雇用契約が終了する日を指し、最終出勤日は、実際に会社で働く最後の日です。
これらの日付は、会社の人事手続きや引き継ぎ計画を立てる上で非常に重要になります。
会社の就業規則を確認し、適切な日付を記載するようにしましょう。
例文 退職日と最終出勤日の明記
件名:退職のご連絡
[上司の名前]様
お疲れ様です。[自分の名前]です。
この度、一身上の都合により、[退職日]をもちまして、退職させて頂きたく、ご連絡いたしました。
最終出勤日は[最終出勤日]を予定しております。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
この例文では、退職日と最終出勤日を明確に記載しています。
退職日は「[退職日]」、最終出勤日は「[最終出勤日]」で示すように、具体的な日付を記述しましょう。
これにより、会社側は退職の手続きをスムーズに進めることができます。
3. 社内メールで退職届を提出する際の注意点
提出時期とタイミング
退職届をメールで提出する際には、提出時期とタイミングが非常に重要です。
まず、会社の就業規則を確認し、退職の意思を伝える期限が定められているか確認しましょう。
一般的には、退職希望日の1ヶ月前までに申し出ることが多いですが、会社によっては2ヶ月前、3ヶ月前と定められている場合もあります。
メールでの提出は、対面での意思表示を補完するものであり、まずは上司に直接会って退職の意向を伝えるのが望ましいです。
その後、正式な手続きとしてメールで退職届を提出しましょう。
また、提出のタイミングも重要です。
業務の繁忙期やプロジェクトの佳境を避けるなど、会社の状況を考慮して提出するようにしましょう。
上司と相談しながら、双方にとって適切なタイミングを見つけることが大切です。
添付ファイルの形式とファイル名
退職届をメールで提出する際には、添付ファイルの形式とファイル名にも注意が必要です。
本文とは別に、正式な書類を添付ファイルとして送るときはとくに注意しましょう。
まず、ファイル形式はPDF形式が最も推奨されます。
PDF形式は、WordやExcelと異なり、環境に左右されずに表示され、編集も困難であるため、内容の改ざんを防ぐことができます。
ファイル名は、誰が見てもすぐに内容がわかるように、明確なものにしましょう。
「退職届_氏名_提出日」のように、日付と氏名を含めるのが一般的です。
例えば、「退職届_山田太郎_20240715.pdf」のように具体的に記載しましょう。
また、ファイルにパスワードを設定することも、情報漏洩を防ぐ上で有効です。
パスワードを設定した場合は、メール本文でパスワードを伝えるか、別途連絡手段を用いて伝えましょう。
上司への事前連絡の重要性
メールでの連絡だけでなく、必ず上司に直接会って退職の意思を伝えることが重要です。
メールでの一方的な通知は、失礼にあたる可能性があります。
まずは、直接会って退職の意思を伝え、退職理由や今後のスケジュールについて話し合いましょう。
上司に事前に連絡することで、その後の手続きがスムーズに進みやすくなります。
また、上司も退職者の後任探しや業務の引き継ぎなどの準備を始めることができます。
円満退社のためにも、上司への事前連絡は必ず行うようにしましょう。
4. すぐに使える退職届メール例文集
実際に退職届メールを作成する際に役立つ例文を、状況別に紹介します。
シンプルな退職の意思を伝える例文から、退職理由を記載する場合の例文まで、幅広くカバーしています。
これらの例文を参考に、ご自身の状況に合わせて調整してください。
シンプルな退職届メール例文
まずは、退職の意思をシンプルに伝えるための例文です。
退職理由を詳しく述べる必要がない場合や、まずは退職の意向のみを伝えたい場合に適しています。
シンプルな退職届メール例文
件名:退職のご連絡
[上司の氏名]様
いつもお世話になっております。[自分の氏名]です。
この度、一身上の都合により、[退職日]をもって退職させていただきたく、ここにご連絡申し上げます。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
[自分の氏名]
この例文は、退職の意思を簡潔に伝えることを目的としています。
退職理由については「一身上の都合」としており、具体的な理由は述べていません。
必要に応じて、この例文をベースに、退職理由を追記することも可能です。
退職理由を伝える場合の例文
次に、退職理由を具体的に伝えたい場合の例文です。
退職理由を伝えることで、会社側との認識のずれを防ぎ、円満な退職につながる可能性があります。
ただし、ネガティブな退職理由を伝える場合は、表現に注意が必要です。
退職理由を伝える場合の例文1(キャリアアップ)
件名:退職のご連絡
[上司の氏名]様
いつもお世話になっております。[自分の氏名]です。
この度、一身上の都合により、[退職日]をもって退職させていただきたく、ここにご連絡申し上げます。
長らくの間、[会社名]で様々な経験をさせていただき、大変感謝しております。
今後、[新しい職種や業界]でのキャリアアップを目指したいと考えており、今回の決断に至りました。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
[自分の氏名]
この例文は、キャリアアップを理由に退職する場合の例です。
前向きな理由を伝えることで、会社側にも理解を得やすくなります。
具体的なキャリアプランを伝えることで、より納得感を与えることができます。
退職理由を伝える場合の例文2(家庭の事情)
件名:退職のご連絡
[上司の氏名]様
いつもお世話になっております。[自分の氏名]です。
この度、一身上の都合により、[退職日]をもって退職させていただきたく、ここにご連絡申し上げます。
突然のご連絡となり大変恐縮ですが、家庭の事情により、退職せざるを得ない状況となりました。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
つきましては、退職の手続きについてご指示いただけますようお願いいたします。
[自分の氏名]
この例文は、家庭の事情で退職する場合の例です。
必ずしも具体的な事情を述べる必要はありませんが、会社側への配慮を示すことが重要です。
退職によって迷惑をかけることに対するお詫びの言葉を添えることで、より丁寧な印象を与えます。
これらの例文はあくまで一例です。
ご自身の状況や会社との関係性を考慮して、適切な表現で退職の意思を伝えるようにしましょう。
次は、退職届メール提出後の流れと手続きについて説明します。
5. 退職届メール提出後の流れと手続き
退職届メールを提出した後の流れは、会社によって異なりますが、一般的な手続きについて解説します。
退職の意思を伝えた後、スムーズに退職手続きを進めるために、ぜひ参考にしてください。
退職に関する面談
退職届メールを提出後、通常は上司との面談が行われます。
この面談では、退職の意思を改めて伝え、退職日や引継ぎについて話し合います。
面談では、以下の点について確認しておきましょう。
- 退職日
- 最終出勤日
- 引継ぎ期間と内容
- 退職に関する手続き
- 有給休暇の消化について
- 退職金や各種保険の手続きについて
面談で確認した内容は、後でトラブルにならないよう、メモを取るなどして記録に残しておくと安心です。
また、疑問点や不安なことがあれば、遠慮せずに質問するようにしましょう。
必要書類の提出と返却
退職の手続きには、さまざまな書類の提出や返却が必要になります。
会社から指示された書類を速やかに提出し、必要な書類を会社から受け取りましょう。
提出が必要な書類の例
- 退職届(正式な書面での提出が必要な場合もあります)
- 健康保険証
- 社員証
- その他会社から指示された書類
会社から受け取る書類の例
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 離職票(退職後に郵送される場合もあります)
これらの書類は、退職後の手続きや、転職先での手続きに必要になりますので、紛失しないように大切に保管してください。
また、退職後の手続きについては、人事担当者や上司に確認し、不明な点は解消しておきましょう。
まとめ 退職届メールの適切な書き方と注意点
退職届をメールで提出する際、注意すべき点は多岐にわたります。
これまでの内容を振り返り、特に重要なポイントをまとめると、以下の3点が挙げられます。
- 件名と宛名の正確さ
- 退職の意思、理由、退職日の明記
- 提出時期と上司への事前連絡
これらのポイントをしっかりと押さえることで、スムーズな退職手続きを進めることができます。
退職届メールを作成する際は、まず落ち着いて、これまでの内容を参考にしながら、一つ一つの項目を丁寧に確認することをおすすめします。
特に、退職日は会社との調整が必要な場合もありますので、余裕をもって行動することが大切です。
退職は新たなスタート地点でもあります。
これまで培ってきた経験を活かし、次のステージでのご活躍を心より応援しています。
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